New Tie&Dye Book by Hiroko Ando / 「世界の絞り染め大全」で制作協力させていただきました。

先日、SOLOLAが写真の協力をさせて頂いた「世界の絞り染め大全」(安藤宏子著•誠文堂新光社()発行 8100)7/8に発売されました。

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世界中の絞り染めを取り上げた内容で、アフリカの「染織の宝庫」と呼ばれる西アフリカのページにSOLOLAの現地で撮影した写真を載せて頂きました。

 

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ブルキナファソやナイジェリアの藍染工房や生産者さん、北部のカノの藍甕群(Dye pits)、マリのドゴンの集落の藍染め風景など、、沢山の写真を使って下さいました。

 

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本には現場の写真や、なかなかお目にかかれない各地の貴重な絞り布もあり、古代アンデスの紀元前1000年頃の絞り布や、19~20世紀の世界各地23カ国に伝わる絞りが収録されています。

なんと、特徴ある技法を使った7カ国11種類の絞り染めが再現出来る作り方の解説付き!

日頃からお世話になっている駒場の日本民藝館とのご縁で、著者の安藤宏子さんとお知り合いになり、個展に来て頂くなど嬉しい出会いの機会を頂きました。

安藤宏子さんは長年絞り染めの調査研究に尽力され、数々の素晴らしい本を出版されてきました。ご自身も絞り染め作家であり、工房「遊草庵 」を主宰されています。

(しつこいほど繰り返しますがこの本には絞りの技法紹介だけでなく、作り方が載っているんです!

 

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数ある染織研究本の中で、このように世界の絞りの作り方が分かりやすく丁寧に記されたものは貴重です。

また、手の記録を残すのはとても難しいことだと思います。

じつは、私も安藤さんの著書にお世話になった一人です。

仕事で日本有数の絞り産地と関わっていた当時、産地のおばあちゃんの手をいくら目で追っても、早くてついていけない…作り手一人一人や産地が持つ技術や記憶の膨大さを前に焦る日々。

大学で絞りをほんの少し学びましたが、不勉強なこともあり、実践編での知識が全く足りませんでした。シーズンに合わせた量産の場合、納期と限度額が厳しく決まり、染めの設備的問題など、物理的には可能でも作れないことがしばしば。

「まずは網羅的に沢山の技術をもっともっと学ばなくちゃ」と思った当時の私は、安藤さんの「絞り染め大全」などを見て絞り方の基本から勉強していました。
本には各技法の行程ごとに手元のズーム写真が載っているので、とても有り難い存在でした。

そんな思い出もあり、今回本の制作協力をさせて頂けて嬉しかったです。
微力ながら、これからもお世話になったご恩返しができたらなと思います。

「世界の絞り染め大全」はたくさんの視点から絞りを捉えた盛りだくさんな内容です。
染織好きの方だけでなく、絞りを始めてみたい方にもおすすめ◎

染める手段が確保できれば、絞り自体は針と糸があればできるもの。
ちくちく縫うのも楽しい時間です。

私もこの本を見ながら、インドのラハリア絞り(上部写真)をまねた部屋用のブランケットを作りたくなりました!
のんびりな私のことなので、いつになるかなぁ…本を見ながら夢を膨らませております。

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