Weaving time makes me happy / 織っている時はとても楽しい。

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織っている時はとても楽しい。

楽しいと言ってられるのは、私が手織のプロではないからでもあるけれど、織る部分は織物のハイライトなのです。
そして、織物を作る中で織る時間は意外と少ない。

糸を機(はた)にかけるまでが大変で、ものによりけりだけど、比率は準備1:織1なんてザラなんです。

もちろん、織るのにも時間と技術が必要で、織物としての顔ができる部分だから、一番上手い下手が表れるし、私のようにおおざっぱな人間はてんでダメなのだけど。

緻密な絣糸を手でくくる。糸を作る。繊維や染料のとれる植物や生物を育てる。それが育つ環境を整える。と、どんどん根っこに近づいていくと、気の遠くなるような時間と手間が必要になる。

そんな苦労の末に機にかかった糸に向かい合う。いざ、織り出す時はどんな気持ちか。
そうしたあれこれが思い出されるとピッと背筋が伸びて、、自然への感謝や、なんだか神聖な気持ちになるんです。

私自身がアフリカの布を織る訳ではないけれど、伝統の布作りをする時は、私一人ではない、その民族の歴史を背負った、またその未来を見据えた、責任を持ったものづくりをしなくては、とずっと思っています。

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New Year 2015

これまでの一年が終わり、また新たな一年が始まりました。

去年の京都展では、沢山の嬉しい出会いがありました。
足を運んで下さった皆様、Sololaの品をご購入頂いた方々、どうもありがとうございました!

昨年は残念ながら西アフリカの産地巡りには行けませんでしたが、今年こそは生産者さん達を訪ねたいと思っています。

そして、彼らの生み出す「美しいアフリカのかたち」を沢山の方に届けたいです。

今年もSololaをどうぞよろしくお願い致します。

Pots

蚕のはなし、ラオスにて。

夏休みで織の国ラオスへ行ってきました。

とはいえ、時間の都合で織はそんなに見れなかったのですが、遠出せずゆっくり散歩などしました。

滞在していた古都ルアンパバーンは、とても小さな町でしたが、寺院がたくさんあり、歴史ある落ち着いた町でした。

朝にちょっと早起きして、托鉢の行列を見ました。

織工房では織作業のほかに、黄金繭の蚕を見せてもらい、餌の桑の葉っぱを取り替える作業を見学。

蚕の選別

蚕はとってもナイーブな生き物なので、下痢をしたり病気になってすぐ死んでしまうのです。

餌の交換のとき、生きている蚕と死んでしまった蚕を選り分けます。

柔らかな蚕をつぶさないように、そっと、でも素早く、葉っぱと蚕を選ります。

そのおばちゃんの手先、工房の隅に置かれた細かな編みかご、そんなものからラオスの人の手先の器用さが伝わってきました。

器用さでいうと、日本人だって負けていないけれど。

ただ、シンプルな道具のみつかって、こんなに手を器用に動かせるかしら。

ものの価値における手間の比重が大きい今の日本では、手よりも目が発達するのかも。

ラオスの人たちの純粋なる手の器用さは、賢くうつくしい。

話はもどって、ほんとに愛らしいオカイコさん、手に載せるとすべすべで柔らかな感触。

これが違う虫だったら、手のりどころか集団を見るのもちょっと遠慮したい位ですが、、

蚕はあの子もこの子もまー可愛く見えるもんで。

元気に育てよ〜と熱いエールを送りたい!

ほんと、勝手なもんですね。

生き延びた蚕はおしりから糸を出して繭を作りますが、やっと繭ができたと思ったら、人間が糸を紡ぐために茹でて殺されてしまうんです。

蚕の一生は儚いですが、一匹でも多く生き延びて、きれいな糸をつくってほしいです。

そうしてできた糸や布をだいじに使うことが、蚕への感謝と供養になると思います。

ベトナムのハノイにも立寄りましたが、日本の夏どころではない暑さと、ラオスとは対照的な都会ぶりに驚きました。

観光名所であるハロン湾の景色も素晴らしかったです。

Ha Long Bay

今回は、旅のおともにSololaのかごクラッチのなかでも夏らしいトロピカルバッグを。

ホテル内のレストランや、ちょっとそこまで出かけるときに活躍してくれました♪

夏休みはこれから、という皆様におすすめです!

トロピカルバッグ/マルチカラー

さて、日本にもどって気持ちはまたアフリカへ!

ただいま、日本

先日、ナイジェリアから日本に帰国しました。

ナイジェリアにいた三年と数ヶ月が、ナイジェリアの人々が今もあんなふうに変わらずに暮らしていることが、夢か幻のように思えます。

スーパーのきれいな商品群、ネット注文のスピード感や正確さ、私をお客「さん」と思ってくれる丁寧で責任感のある店員さん達、、当たり前のことと思われるかも知れませんが、そんなところに暮らしの快適さを感じています。

魚介が美味しいのと、外を気軽に歩けるのも嬉しいですね。

生産者さん達と電話で話し、雨期が始まったなど近況を話していたら、気持ちがぐーっとナイジェリアに引き戻されました。

次回の出張、早く来ないかな〜と今から楽しみです。

ということで、アフリカンブランドのSOLOLAは日本が拠点になりました。

SOLOLAの「新しいアフリカの美」を日本の皆様にご紹介してまいります!

みなさま、どうぞよろしくお願いします。

写真は、私の好きなアパパ港の夕暮れです。

Apapa Port